悩みタイトル

腰やお尻、股関節の痛みがずっと続いている。
体重が増えてしまった、運動しているのになかなか痩せない。
体重は減ってきたけど、体型が戻らない。
骨盤が開いてしまい、前まで履けていたズボンやスカートが骨盤のところで引っかかって履けなくなってしまった。
代謝が悪くなって冷えたり便秘になりやすくなってしまった。
前より姿勢が悪くなったように感じる。または、家族や友人に指摘されるようになった。

骨盤の役割とは

骨盤には、体を助けてくれる役割が多くあります。
1つは、臓器の保護です。
骨盤の内側には、膀胱や子宮などといった臓器や生殖器があり、それらを守ってたり、正しく働くように支えてくれています。
2つ目は、歩行時に受ける体への負担の吸収です。
歩いている時は、足底から膝関節、股関節、骨盤という順に負担が響いてくるのですが、骨盤はそこで何をするかというと背骨やそこに付随する筋肉に負担がいかないように、衝撃を吸収してくれています。
3つ目は、上半身を支えることです。
背骨と繋がっている骨盤は、いわば上半身の土台のようなもので、上半身がうまく動かせたりできるよう支えてくれています。

産後の骨盤はなぜ歪むのか

産後の骨盤の歪みで一番大きい原因は「リラキシン」というホルモンによるものです。
リラキシンには、産道を確保し分娩しやすくするために分泌されるホルモンなのですが、山道を確保するのに骨盤が開いたり骨盤に付着する筋肉などが緩くなる効果があります。
普通でしたら、産後に開いた骨盤は元に戻るのですが、子供の抱っこや世話などで体に負担をかけ続けてしまう状態が長引くことで、リラキシンにより緩まっている骨盤周りが簡単に歪んでしまいます。
どのように歪んでしまうかは、その方の体制によって様々なので実際にお体を診断させていただければと思います。

産後に骨盤の歪みを放っておくとどんな症状が現れるのか

出産後の状態をそのままにしておいてしまうと、お体にさまざまな症状を引き起こしてしまう原因となります。骨盤が歪んでしまったことで生じる筋肉の不釣り合いによって、肩こりや腰痛などの症状が引き起こされます。肩こりや腰痛をそのままにしておくことで、頭痛や眼精疲労、不眠、痺れ、冷え、むくみなど多くの症状にも繋がってしまいます。
また、骨盤には内臓器を支えており、骨盤の歪みによって内蔵器の位置がずれてしまうと内臓が正常に働かなくなってしまいます。
そうなると、体重増加や便秘、生理不順などの症状が出てきます。

当院の産後骨盤矯正施術とは

当院では、産後の患者様を多く治療させていただき、少しでも子育てでの負担を無くすお手伝いをさせて頂いております。産後すぐにお体に衝撃を与えていいものかと不安に思う方が多いと思われますが、産後の矯正は早ければ早いほうが良いです。
なせかというと産後の骨盤は、上述した通りリラキシンによって緩んでいる状態なので、骨盤が緩んでいるうちに矯正を行うと効果が出やすいためです。
目安は産後1ヶ月から6ヶ月の間にやってあげると理想とされていますが、その期間以外は出来ないというわけではないので、ご安心ください。 

産後骨盤矯正をうけるとどうなるのか

当院の産後骨盤矯正は、産道の確保やホルモンによって緩んでしまった骨盤を正しい状態に戻すことはもちろん、背骨や各関節にまでアプローチを加えていき、出産前の悩みの改善も同時に行うことができます。
背骨をチェックし、円背や反り腰、ストレートネックなどの部分を矯正したり、X脚・O脚や猫背などの四肢の部分にまで改善することができます。
そうすることで、痛みだけでなく痛みの出にくい身体作りを行えたり、女性として気になるプロポーションの部分をしっかりと美しい状態へと導くことができます。

改善するために必要な施術頻度は

骨盤の矯正で大事なことは、元の状態を体にまた覚えさせてそれを定着させることです。元の状態を覚えさせるまで3〜6ヶ月、それがだんだん安定するまで6〜9ヶ月、そして安定させるまで9〜12ヶ月の継続治療が必要になってきます。
しかし、骨盤が緩んでいるときは効果が出しやすいと言いましたが、裏を返せば矯正前の状態にも戻りやすいということです。
患者様によって個人差はありますが、およそ2.3日で元に戻ってしまうので、週3.4回治療を行けるととても理想的です。