片頭痛
こんなお悩みはありませんか?
天気が悪かったり、天気が悪くなる前や後などに頭痛が出やすい。
ズキズキと脈打つような痛みや締め付けられるような痛みが出る。
歩いたり、階段を上ったりなどといった、日常生活内の何気ない動きで痛みが強く出たり、悪化してしまったりする。
目の前がチカチカしたりする前兆が出る。
片頭痛の予兆として、イライラする、倦怠感やだるさ、手や足がむくむ、首肩の凝り、あくびが止まらないなどといった症状が出る。
片頭痛で知っておくべきこと
片頭痛は、いまだ詳しい原因やメカニズムが解明されていないものの、さまざまな要因が重なり合って三叉神経を刺激し、痛みを引き起こす物質が分泌されることで発症すると考えられています。このような状態になることで、炎症が起こり、血管が拡張されることが片頭痛の原因とされています。
片頭痛に関わりやすい要因として、生活習慣があります。極端に長すぎたり短すぎたりする睡眠や、ストレスを上手く発散できないこと、また片頭痛を誘発しやすい食生活(アルコールなど)に気を付けると、片頭痛の発症リスクを減らすことができます。
症状の現れ方は?
片頭痛には、症状が現れる段階が4つあります。それぞれ予兆期、前兆期、頭痛期、回復期と呼ばれています。
予兆期には、だるさや倦怠感、イライラ感、眠気が取れない、あくびが止まらない、首肩の凝り、身体のむくみなどの症状が現れます。
次に前兆期に入ると、目の前でチカチカやキラキラした光を感じるなどの症状が現れます。
その後、頭痛期に入り、頭痛の発作が4時間~72時間ほど続くことがあります。痛みが強くなると、動けないほどの辛さを感じることもあります。また、光や音に敏感になったり、吐き気が伴うこともあります。
72時間が経過すると回復期に入り、頭痛が治まります。
その他の原因は?
生活習慣が片頭痛の要因となることが多いですが、他にも大きな要因として「気圧の変化」が挙げられます。特に天気が悪い日や台風が接近する前後に強い頭痛を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
気圧の変化によって、血圧のバランスが崩れ、血管が拡張や縮小を繰り返すことがあります。その結果、必要以上の血液量が流れる、または血流量が減少することで頭痛が引き起こされることがあります。
また、気圧の変化は細胞にも影響を及ぼします。浸透圧のバランスが崩れることで、細胞内の水分量に異常が生じ、そのことが頭痛に関係すると考えられています。
片頭痛を放置するとどうなる?
片頭痛を放置すると、さまざまな症状が引き起こされることがあり、その原因や症状が重篤になり完治が難しくなる場合があります。片頭痛は脳の過興奮や感受性が高まった状態であるため、その状態を放置してしまうと、頭痛が改善せず、耳鳴りやめまい、頭の重だるさなどが長引くことがあります。
また、研究データによると、片頭痛をそのまま放置すると、脳梗塞やアルツハイマー型認知症のリスクが高まる可能性があることが示されています。そのため、片頭痛の症状が出現した場合は、早急に施術を行うことが推奨されます。
当院の施術方法について
当院には、片頭痛でお悩みの方が多くご来院されています(約3人に1人)。そのため、患者様一人ひとりのお悩みをヒアリングした後、状態のチェックを行い、症状に合わせてその方に適した施術メニューをご提案・提供しています。
当院では主に、首や肩の硬さが原因で起こる片頭痛に対して施術を行っております。特に、患者様に変化が現れやすい施術として「ドライヘッド矯正」と「極上ドライヘッド」があります。これらの施術は、首や肩周りの筋肉の硬さを緩めるだけでなく、頭周りの筋肉をほぐしたり、頭蓋骨(頭や顔周りの骨)の調整を行ったりすることで、症状の軽減が期待できます。
改善していく上でのポイント
患者様の症状の変化の出方や来院頻度には個人差がありますが、症状が強く出ている間は来院頻度を高くすることが望ましいです。施術自体は毎日行っても問題はありませんので毎日でも構いませんが、お仕事や家事など生活背景に応じて、週3〜4回のペースで施術を受けることが理想的です。
症状が軽減してきたら、少しずつ来院頻度を減らしていき、最終的にはメンテナンスとして週1回または2週に1回のペースで通院できると良いでしょう。
なお、期間については、早い段階では約1ヶ月ほどで症状に変化が現れ、6ヶ月ほどで症状が出にくくなり、12ヶ月ほどで良い状態を維持できるようになるとされています。長期間かかるかもしれませんが、12ヶ月で通院できることが理想的です。