股関節痛
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階段や段差などがあると股関節に痛みが出て、上手く上がれない。
長時間歩いた後に股関節に痛みが出てくる。
少し歩いていると腰から大腿部に痛みが出始めて歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる。
立ち上がりや起き上がりなど何かをし始める動作が辛く、なかなか上手く動き出すことができない。
寝ている時にも痛みを感じて、夜中に目が覚めてしまう。
じっとしているときにも痛みを感じて、何をする気も起きなくなってしまう。 -
股関節痛に対する当院の考え
股間節痛は、痛みが出る原因はそれぞれ異なりますが、様々な年齢層で症状が出やすいものになります。
10代や40代くらいの方で、股関節痛に悩まされている方は、スポーツでのオーバーユース (使い過ぎ) によるものやデスクワークや車の運転、勉強などで長時間座っていることが多いこと方が多いです。
この2つに共通していることは、腰や臀部に負担をかけ続けることによって、臀部の筋肉が硬くなり、その硬くなった筋肉を無理やり使おうとした時に痛みが生じると言われています。
40代以降の方で多いのは、長年負担をかけ続けたことによる軟骨のすり減ってしまい、骨と骨が直に擦ってしまうようになることが多いとされます。 -
股関節を放っておくとどうなるのか
股関節痛を放っておいてしまうと様々な症状が出てくる原因になってしまいます。
臀部の筋肉が硬くなったことや軟骨がすり減り始めることによって見られるのが、「骨盤の歪み」です。
骨盤が歪んでしまうと背骨にまで歪みを生じさせてしまうので、股関節だけでなく背中や首肩周りにも痛みや硬さを作ってしまいます。
また、「坐骨神経痛」も股関節の痛みに関与しています。
痛みを我慢し続けることによって、臀部の筋肉がさらに硬くなります。
その臀部の筋肉の下を坐骨神経が通るので、硬すぎてしまうと筋肉が坐骨神経を圧迫してしまい、腰から大腿部にかけて痺れや痛みを引き起こしてしまいます。 -
股関節痛の改善方法
股関節の痛みを取るには、痛みが出ている原因を元に改善方法を出します。
オーバーユースによるものは、競技を休んで安静にしたり、運動の時間を少し減らして体にかかる負担を減らしてあげることが大事です。
臀部の筋肉が硬くなって痛みが発生している場合であれば、まず臀部の硬さを取る必要があります。
そのために、家や職場などで意識的にストレッチを行うことを心がけましょう。
職場では、行いにくいと思いますが椅子に座ってできる簡単なストレッチもありますので、時間を有効に活用して行えると良いです。
特また、お風呂上がりなど筋肉が温められ弛緩している状態で行うと、よりストレッチの効果を出すことができます。 -
股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
当院では、股関節の痛みに悩まされている患者様が多くご来院頂いております。
その患者様の症状を改善させるために様々な治療をを提供しています。
臀部の筋肉が硬くなって症状が出ている方に対しては「筋膜ストレッチ」や「鍼治療」、そして業界初の治療法である「骨盤剥がし」などの臀部や臀部に関連する筋肉を緩める治療を行い、
臀部の筋肉が硬すぎて骨盤や背骨の歪みを生じてしまったものに対しては「骨格矯正」を行い、歪んでしまった骨格を治していきます。
その両方とも原因になりうる坐骨神経痛に関しては、上記したどの治療も当てはまります。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
筋膜ストレッチは、臀部の筋肉だけでなく背部からふくらはぎにかけての筋肉を緩めることができるので、痛みを取るだけでなく冷えや浮腫みなどといった症状も改善することができます。
鍼治療は、鍼師の先生がしっかりと状態を確認した上でピンポイントで施術してくれるので、電気治療などに比べると即効性があります。
骨盤剥がしは、その名の通り骨盤に付着している硬くなった筋肉を集中的に剥がします。
そうすることで、硬さが取れるだけでなく、可動域を広げることができるようになります。
骨盤矯正は、歪みを取り除くことで全体的にバランスが取れ、筋肉の不釣り合いがなくなるので、硬くなる原因というものを除去することができます。 -
軽減するための施術頻度は?
症状がで始めた当初は、毎日来ていただいても構いません。
治療を重ねて少しでもいい状態にしていきましょう。
少しずつ痛みが引いてきたら週2.3回のペースに落としていき、最終的には週1回、もしくは2週間に1回のペースでメンテナンスを行い、痛みが再発しないように治療できると理想です。
期間に関しては、個人差がありますが痛みが取れるようになるまで3ヶ月、メンテナンスを含めると9〜12ヶ月くらいできるとベストなので、この期間とペースでお体を良くしていきましょう。